ジブリアニメ、
宮崎駿作品、
大半の方が一度はご覧になったことがあるものですよね。
子ども虐待防止策イベントの創設者である今一生さんとお話していて、
「宮崎駿は大人に期待していないから、少年少女の物語を描く」
というお話を伺いました。
現代社会を未来に向けて作っていくのに、
一つの大切な視点だと思ったのでシェアします。
例えば『千と千尋の神隠し』。
この作品で、
主人公千尋の両親は物語の序盤で豚になってしまいます。
大人の世界では当たり前とされているものに、
ただ黙って従っているだけであると、
もはや豚になってしまうかもしれない世界...
これは宮崎駿氏の現代へのメッセージかもしれませんね。
今一生氏といえば、
『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば』
をcreate mediaとして発表され、
今や一般化した"毒親"という言葉の火付け役となった方です。
この毒親という言葉を勘違いして、
「親のせいにするものじゃない」等の言葉を、
この活動ではなくカウンセラーをしている関係で聴くことがあります。
"誰のせい"や"自己責任"といった視点ではなく、
人生や社会をよりよい方向にクリエイトしていく為には、
「子どもだからこその視点や感覚」にしっかりと大人が眼を向ける必要があります。
「子どもと対等」に、
そして、
「余計なものが入っていない純粋な存在」というところでは尊敬すべき存在として、
耳を傾けていかなければならないということではないでしょうか?
子ども虐待防止イベントでは、
自己の人生をしっかり振り返った人々が、
「子ども時代にされて嫌だったこと」や、
「こんな風にして欲しかった」、
「未来の子どもたちにはこういうものを提供してほしい」、
ということを自身が経験した事実に基づいて話してくれます。
大人も子どもも、
子どもの視点と共に現代社会を作っていくことを、
一緒に考え話し合ってみませんか?
2022年11月23日(祝日)開催のこちらのイベントは入場無料予約制となります。
是非足を運んでみて下さい。
お申し込みはコチラからどうぞ。